陰も歩けば

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訪れた場所を書き残していきます。

大内宿(後編)浅沼食堂~大内宿の町並みを眺めながら、名物ねぎそばを食べられる食事処

 

y-swsh.hatenablog.com

の続きになります。


大内宿町並み展示館の見学を終え、昼食を食べることにしました。
集落内には食事処がいくつかありますが、集落最奥の高台にある浅沼食堂が見晴らしが良さそうだったので、浅沼食堂へ行ってみました。

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店内は座敷になっているので、入り口で履き物を脱いで上がります。

 

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歴史を感じる店内。

 

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店内からの景色

集落の方向が縁側の造りになっており、集落を眺めながら食事が出来ます。
この日は暑かったので、冷たい蕎麦を食べることにしました。

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冷たい蕎麦のメニュー

大内宿名物ねぎそばと、このお店一番人気の冷し宿場そばで迷いましたが、ねぎそばを食べたことがなかったので一度食べてみようと思い、ねぎそばを注文。
ねぎそばは会津地方に昔から伝わる風習であり、子孫繁栄を願ったもので、婚礼などのめでたい席でふるまわれたもののようです。
蕎麦椀に生ねぎが一本入っており、その生ねぎを箸のように使いながら、また薬味としてかじって食べるのが特徴です。
大内宿では、多くの食事処がこのねぎそばを提供しています。


注文したねぎそばが運ばれてきました。

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ねぎそば

本当に生ねぎが一本まるごと入っています……!


しかしその衝撃的な見た目とは裏腹に、蕎麦は喉ごしが良く、大根おろしと鰹節が絡んでさっぱりしていてとても美味しいです。ねぎが箸の代わりなので食べにくいかと思いましたが、意外と普通にすくえました(もしすくうのが難しくても、テーブルに割り箸があります)
ねぎの白い葉の部分はそのままかじっても辛すぎなくて食べやすく、とても良い薬味となっています。青い葉身の部分は少し辛かったです。
注文する前はねぎ一本を食べきれるかが少し不安でしたが、蕎麦と相性が良く美味しいので、気がついたら蕎麦とねぎを同じタイミングで完食していました。


見て楽しい、食べて美味しい料理でした。ごちそうさまでした。

 

今回の大内宿観光では、集落の町並みと町並み展示館の見学、浅沼食堂で初めてのねぎそばを味わうことが出来ました。他の場所ではなかなか体験出来ない江戸時代の宿場町の雰囲気はとても良かったですし、まだ詳しく見ることが出来ていない場所や気になる食事処があるので、また大内宿を訪れたいと思いました。

 

浅沼食堂

営業時間 / 10時~16時