大内宿(前編)~江戸時代に栄えた宿場町を歩き、当時の生活を知る
2020年8月6日。
大内宿は、江戸時代に会津若松から日光へと続く「会津西街道」の宿場として栄えていた集落で、1981年(昭和56年)に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、現在も江戸時代の面影を残すように街道沿いに茅葺き屋根の民家が建ち並んでいます。
午前11時頃に到着。有料駐車場の第一駐車場に駐車しました。平日にも関わらず既にかなりの車が停まっていました。
第一駐車場に案内看板があります。
第一駐車場内にある大内宿観光案内所で大内宿の集落内と周辺の地図をもらいました。
地図に従って道路を渡り少し歩くと、大内宿の町並みが見えてきました。
全長約450mの往還の両側に、30軒以上の茅葺き屋根の民家が建ち並ぶ様は壮観。
現在ではほとんどの民家がお土産屋や蕎麦屋になっており、会津の伝統工芸品や民芸品、お菓子などお土産の定番を数多く販売しています。民宿もあり、宿泊することも出来るようです。
入り口から真っ直ぐ進んでいくと小高い丘になっており、石段を登ると丘の上から大内宿の町並みを一望できます。
この場所をおすすめの写真スポットとして紹介している記事も多いです。たしかに、とても良い眺めなので、石段を登ってでも行く価値はありました。
集落内を一通り散策し終えましたが、昼食にするにはまだ早かったので、集落内にある大内宿町並み展示館に行ってみました。
大内宿町並み展示館は、大内宿本陣跡に復元された宿駅時代の本陣です。入館料は大人ひとり250円、小中学生はひとり150円、未就学児は無料です。
館内には当時の風習を伝える写真や生活用具、大内宿の歴史や茅葺き屋根の葺き方を解説したパネルなどが展示されています。
展示されている道具一つ一つには説明が書かれていて、どういう道具なのか知ることが出来ます。
大内宿は豪雪地帯なので、雪国ならではの道具も多く見受けられました。
大内宿の歴史を深く知ることが出来たので見学して良かったです。
大内宿町並み展示館の見学を終え、昼食を食べることにしました。少し変わった蕎麦を食べたのですが、続きは次の記事で……。
後編へ続く
大内宿
住所 / 〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大字大内山本8
アクセス /
- 会津鉄道会津線・湯野上温泉駅より福島県道329号湯野上会津高田線で5.3km(タクシーで11分)。
- 東北自動車道・白河ICより国道289号および国道121号を経由して約50km。
- 磐越自動車道・会津若松ICより国道118号を経由して約35km。
- 路線バス会津バス:会津田島駅〜会津下郷駅〜湯野上温泉駅〜大内宿入口〜小沼崎・枝松
- 会津バス・福島交通 : 4月から11月までの土日祝日、会津若松駅〜大内宿〜新白河駅
- 定期観光バス広田タクシー「猿遊号」 : 4月1日 - 11月30日の毎日、湯野上温泉駅前と大内宿との間を1日5便運行している。
駐車場 / 有料駐車場(約400台)
普通車 500円
マイクロバス 1,500円
中型・大型バス 3,000円
無料駐車場(約70台)
大内宿二輪駐車場(バイク専用・無料)
営業時間 / 9時~17時
大内宿町並み展示館
入館料 /
小・中学生 個人 150円
団体(30人以上) 100円
大人 個人 250円
団体(30人以上) 200円
会館時間 / 9時~16時30分